地域づくりインターン生 大江 信彦
体験結果レポート

 大江 信彦

  在籍校 : 愛知学院大学 情報社会政策学部 情報社会政策学科3年生 21歳  
派遣地域 : 高知県大豊町
  派遣期間 : 8月4日(金)~25日(金)(21日間)  
派遣地域について
  • 位置 高知県東北端四国山地の中央部に位置し、高知市より約40kmの距離
  • 地勢 東西32km、南北28kmの広がりを持ち、総面積は314.94km。標高200mから1、400m、平均450mの複雑な山岳地帯
  • 人口 6,650人(平成12年3月31日現在)
  • 気候 全般的に多雨地帯であるため年間降水量3,000ミリに達する個所もあり、土砂災害など誘発させやすい気候。年平均気温は、14度で寒暖の差が大きく、夏は比較的涼しく、冬は南国高知には珍しく雪が降ります。
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体験内容
接客体験
納涼祭に参加
観光PRの手伝い
農業体験
ボートで川下り(ラフティング)体験
高知市内観光
星の観望会
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活動内容紹介
接客体験
標高1,400mにある山荘「梶ヶ森」というところで3週間寝泊まりをして宿泊客の接客体験をしました。
納涼祭に参加
大豊町で行われた薬師大祭納涼祭に参加しました。
観光PRの手伝い
高知自動車道南国SAにて大豊町役場の方が中心となって取り組んでいた観光PRのお手伝いをしました
農業体験
大豊町に住んでいる西田善三郎さんのお宅を訪問してミニトマトの収穫・出荷作業のお手伝い体験しました。
ボートで川下り(ラフティング)体験
大豊町役場の方々と吉野川で行われているラフティングに参加しました。
高知市内観光
よさこい祭りの行われる日に高知市内を観光してよさこい祭りを見てきました。
星の観望会
「ゆとりすとパークおおとよ」で行われたペルセウス流星群観望会にお手伝いも兼ねて参加しました。
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地域への提案
 今回はその地域の一部分しか見ていないので提案というほど大きなものは出来ないと思いますが、体験を通して自分なりの意見を述べたいと思います。
 今回の体験で町長さんとお話ができる機会がありました。そのお話の中で町長さんがまちづくり、地域づくりに対して積極的に取り組んでいる様子を感じることが出来ました。その積極的な考えが今回の地域インターンにつながったのだと思います。
 しかし、その考えをいざ地域の中に組み込んでいくには町民全員の理解が必要です。地方は都市と異なって町長など上にたつ人達が比較的住民の意見や質問、疑問などを直接聞けるくらい近い位置にいると思います。僕が感じたことはそれくらい積極的な取り組みが出来るのであればもっと住民のことを知るべきだということです。そのような立場にいる方々はもっと現場で住民の方々と直接話をする機会を設けるべきだと思います。今回、町役場の方々といろいろお話をする機会がありました。町役場の方々は本当に住民の方々と近い距離にいるなと感じました。
 そして、もう一つは先にも書いたことですが、「癒し」という言葉の意味です。
 町長さんは「田舎の時代が来る」というようなことをおっしゃられておりました。それはまさしくその通りだと思います。そこで考えなければならないことは田舎の魅力とは何であるかということです。都会に追いつくことは不可能です。それよりも都会が出来なかったことをやるべきだと思います。それは自然を残し、ともに生きていくことです。田舎と都会は二つで一つです。田舎と都会がお互いの存在を認め合って共に生きていくためにはどのようなものを形成していくのか、これからはじまる21世紀に考えなければならないことだと思います。
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体験を通して
 体験前は高知県というところ、しいては四国というところに行ったことが今まで一度もなかったのでどういうところなのかという興味がとてもありました。大豊町のパンフレットを渡されてどの写真を見ても自然いっぱいの写真ばかりで緑がたくさんあるところなのだろうというイメージしかありませんでした。そしていざ大豊町に行ってみると写真で見る以上に本当にびっくりするくらい大自然あふれているところで驚きました。 僕が生まれた富山県は周り一面田畑が広がっているようなところだったのである程度の自然では驚かないだろうと思っていましたが、梶ヶ森に来て本当に素晴らしい所だと実感しました。
  今回山荘「梶ヶ森」に三週間お世話になって従業員の方々や大豊町の役場の方々といろいろな交流を持った中で本当に多くのことを学びました。山荘「梶ヶ森」で過ごした三週間は名古屋で暮らしていた時間とはまったく違うものだなということを感じました。名古屋では常に何かに追われているような日々の中で、気がつけば一日が終わってしまうような余裕のない時間をおくっていた自分が、山荘「梶ヶ森」ではとてもゆったりした時間を過ごすことが出来たと思いました。また、近くにコンビニもスーパーも近くにないような所で生活してみて、名古屋では便利ということに甘えて生活していた自分が恥ずかしいと思い、手を伸ばせば届くところに必要なものがある中では決して分からないことが分かったように思いました。
  僕が初めて来たからかもしれませんが、いたるところでいい思いをさせてもらい人の温かさに触れたことがこの体験で得られた一番大きなことだったと思いました。
  名古屋に帰ってきて改めてこの三週間を振り返ると、自然の中で暮らすことは何よりも「癒し」になると感じました。
  僕も含めて人間は自然がないと生きてはいけません。人間は自然によって生かされています。最近、都会の生活の中で「癒し」を求めている人たちが多くいます。しかし都会で体験したような気になっているのは本当の「癒し」ではないとはずです。やはり本当の「癒し」を求めるのであれば大自然に触れるしかないでしょう。そこで何を感じるのか。それがこれからの時代のひとつのキーポイントとなっていくと思います。働くことばかりを重視していては本当の「癒し」が見えてきません。働いたらその分だけ休息が必要です。つまり、次の労働に向かうために気持ちを切り替えることの出来る場が必要なのです。それが都会には存在しないから「癒し」を求める人たちが増えてくるのです。
  この体験の中で働くことと「癒す」ことが一日のリズムの中で上手く整えられていると思いました。少し外に出てその空気を吸うだけで、その前まで忙しくしていた体が落ち着いてくるような感じを受けました。それは非常に大切なことです。だからこそ、このような地域はとても大切な場所であり、日本にはなくてはならない場所なのだと強く思いました。
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