地域づくりインターン生 愛知県豊根村
受け入れ結果レポート

 愛知県豊根村

派遣地域 : 愛知県豊根村 (担当:豊根村役場総務課・黍嶋久好)
  派遣期間 : 平成12年7月27日~9月29日  
  受入調査員人数 : 筒井一伸 (16日間)  
    服部加奈子 (14日間)  
    奥津直子 (14日間)  
    山本若菜 (21日間)  
豊根村の概要
 かつては「この奥に人が住むのか豊根村」と言わしめたごとく愛知・長野・静岡県境にあって、急峻な地形に抱かれた小さな山村です。天竜川の中流域にあり電源開発により建設され二つのダムを持ち、人口1600人の村です。村の主産業は、農林業がベースにあるももの土木設事業関連も多く近年では、第三セクター方式による観光、サービス業への参入をはかり複合的な就業機会への移行を試みている。
今、地域づくりでの一つの課題は、過疎化・高齢化・少子化の中で山村地域での世代交代とこの地に住むことの意味合いを確認しつつ、地域づくりの仕組みを確立することにあります。
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受入・体験内容
体験の内容
・豊根村の概況・懇談(村長が担当) ・地域の盆踊りの手伝と参加
  ・豊根村の概況・懇談(村長が担当) ・地区敬老会の手伝
  ・山村生活体験活動報告会に参加 ・大豆オーナー畑の管理手伝
  ・地区の振興計画づくりに参加 ・役場職員との交流会
  ・第三セクターでの作業 ・Iターン者との交流
  ・集落の行事に参加             ・商工会青年部の活動の手伝
  ・トマト農家での作業 ・高齢者福祉センターでの補助活動
  ・農家での稲刈り作業 ・行政機関の会議に同行
  ・農家での農産物加工作業 ・村内、県境町村の見学
  ・JA産物加工場での作業 ・インターン生の訪問交流
  ・JA広報紙取材手伝(棚田の取材) *合同発表会
活動の拠点
若者総合センター、JAやまびこ、とよね観光株式会、農林家、高齢者福祉センター、豊根村商工会、豊根漬物、三澤区・集落、豊根村役場及び他の行政機関、山村生活体験宿泊協会
宿泊形態
調査員は,1名づつの受け入れとし、次のインターン生との重複日をもった。宿泊場所は、若者総合センター、憩いの里ケビン、民泊(4軒)
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受入の目的・ねらい
 『辞令、あなを期限付き山村居住体験調査員に委嘱します。豊根村長』
インターン生の受け入れは,この辞令から始まりました。この辞令の意味するところは、平成12年度中は、インターン生は自由に豊根に出入りできることでもあり、同時にその費用弁償もを担保してあります。単なる旅人でなくて自分自身の課題をもって、再度地域に入る門扉を開いておこう」にあります。いずれにせよこの種の辞令は、村としても初めての試みであります。

  何故、地域づくりインターン生の受け入れなのか。長年の課題である「開かれた村づくり」をめざして、行政も,地域でも展開の手法を模索している。ひらくという行動に託していることは「住む人の自立、住む地域の自主、村の自治」を創り出していく為に、村の内外を問わず人を受け入れ、胸襟を開き、村の人が体験として行動する施策であり、即効性は求め難く時間を要する施策でもあります。
  今までの経験として、「子供を対象としたて山村生活体験宿泊活動(活動歴は20年)」「国際連合地域域開発センター研修生の受け入れ」、「大学の地域研究受け入れ」最近では「社会人を対象にしたワーキングホリデー」等を実施している。地域づくりインターン事業についても、若い人を受け入れることで、村の人との接触を通じ相互触発の機会として捉えており、開かれた村づくりの仕組みづくりの一端を担う事業である。特に、専門的な研究知識を持つ学生の皆さんの感性が、未知の地域でどのように開花していくのであろうか。最も期待したことの一つです。
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受入の成果
成果と評価
地域づくりインターン事業としては、国土庁のテスト事業として経験させていただき、三回目の経験となる。前回と今回で得た財産は、インターン生ならびにOBで、任意の『とよねサポーターズ』を組織し、豊根村に関わる仕組みを持てたことである。今回の受け入れは、一人づつの受け入れであり、インターン生にとってはプレッシャーもあったと思いますが、事業所、農林家、地区、そして村の人に対しても、若者の感性と直感から率直な提言をいたたたきました。四人揃いの合同報告会で来村する日を待っています。
計画性と実施との違い
平成12年度の事業予算として、単独でのインターン事業とワーキングホリデー事業を盛り込んおりましたので、予算的には対応が出来ました。当初の受け入れは、5名の予定でしたが派遣希望日が合わなくて4名となりました。プログラムが先にありきについては、双方の課題ではありますが、派遣者内示の段階で、送り手・受け手のお見合いの場も必要ではないでしょうか。とはいえ、未知の地域に入る訳ですのでインターン生にも何らかのリスクが生じるのも当然かと思います。
今後の期待等
地域づくりインターン生として参加された四名、OBの方々グループである『とよねサポターズ』との関係を密にして、今後の地域づくりに反映していきます。今回のインターン事業は、地域限定の学生募集であったが、全国展開であっても良いのではないか。将来、大学での単位取得の道が開けるならば、通年で派遣期間を随時選択する方法も検討いただきたい。若者がたえず地域に出入りすることにより、双方にメリットが生まれると思います。
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