憧れの街へのIターン

(2007年〜)
S.U.さん  44歳。 水彩画家


 

なぜ江差町に移住したのですか?    

 

 


S.U.さん近影

生まれは北海道の帯広市ですが、社会人となってからは道内の様々な土地(5箇所)を体験し、昨年、江差町に移住してきました。森や花、河、といった自然の風景をモチーフとした水彩画を描いているため、自然を常に身近に感じたいと思っていましたが、江差町はそのような「自然」と「人が生活している街」が上手に共存している、すばらしい場所だと思います。妻は私と一緒に二人三脚でマネージャー的な役割として活動しています。

北海道は明治時代以降の開拓により発展してきた土地だと長年印象を抱いてきました。しかしながら、以前図書館で調べものをした際に、江差町は12世紀からの歴史があり、北海道発祥の地であるということを知りました。その時から、江差町にはいずれ訪れてみたいと考えていたのですが、意を決して昨年夏に実際に訪問した際、300年以上前に建立された文化財が街中に数多く保存されていることを目の当りにし、日本人の心を残している街だと肌で実感したため、移住を即座に決意しました。役場に駆け込み、いろいろとお話をさせていただき、後日、情報を教えていただきました。今までの経験上、入居に当たっては保証人等が必要で、このハードルが高かったりするのですが、江差町では役場の方が私達を無条件で信用してくれたおかげで無事クリアすることができました。初めての土地において、知り合いがいない場合は、このような対応は大変ありがたいことです

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移住後の生活を教えてください。      

 

江差町に移住してきてからは町内会にも入会し、積極的に街の人達と交流をさせて頂いています。常日頃から挨拶は大事だと思っていますので、心がけています。江差町は国や道の出先機関が多く、転勤者も多いため、他の地域から来た人達を受入れ易い体質の方が多いと思います。以前住んでいた街と比較すると、様々な職業に携わっている人達や伝統を継承する人達と触れ合えるため、交流が単一ではなく、適度な距離が保てているおかげで、大変暮らしやすい街だと感じています。

また、少ないながらも家庭菜園を実施しており、暮らしの一部となっています。江差町は冬場は風や雪や曇りといった一見、天気の悪い日が多いのですが、逆に時折見せる太陽を、もの凄く嬉しく感じることができます。江差町に移住してきて、150%満足しており、不満は全く感じていません。

 

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UJIターンする人に向けてアドバイスをお願いします。      

 

UJIターンを決意した時に、移住先を限定してしまうと、自分自身にとっても、その街にとっても様々な可能性を狭めることとなり、勿体ないかと思います。また逆に憧れている土地では、過度な期待をしてしまうため、実際に住み始めると現実とのギャップに戸惑い、結果的に失敗することも多くなるのではないでしょうか。自分自身を謙虚に受け止め、新しい街で何ができるかを考え、その土地に自分自身を適合させることで、思いがけない発見や体験も増え、喜びに繋がると思います。そのためにも、幅広くいろいろな土地に実際に足を運び、その土地を実感すると良いと思います。

 

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